http://mizuno.paslog.jp/article/55922.html
「更新できなくてごめんなさい」というのは、確かにけっこう目にする慣用句なのですが、実際のところ、けっこう長期間サイトをやっているにもかかわらず、僕のところには「更新まだか!」というようなメールが来たことは一度もありません。
それこそ、「POPOI」とかのような「ものすごく人気があって、そのわりには更新間隔が比較的空きがちなサイト」でもないかぎり、そういうリアクションってあんまりないような気がするんだけどいかがなものか。来訪者は、よっぽどの信者じゃないかぎり、更新されていなければ、更新されている他のサイトに行くだけのことで。
たぶん、この「更新できなくてごめんなさい」を書くときの管理人って、「きっとこの世界のどこかに、自分のサイトの更新を心待ちにしてくれる人がいる、きっといるはずだ、たぶんいるよね、できればいてほしい、お願いだからいると言ってくれ…」というような、「自分を待っている人がいる」という前提で、自己肯定したい心境なのではないかなあ、と思うのです。あれは、誰かに謝っているというよりは、自分を励ましている気がするんですよね。