琥珀色の戯言

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マンガ嫌韓流

マンガ嫌韓流

マンガ嫌韓流

ネットではものすごく話題になっているみたいですね、この本。
僕は正直韓国も中国も好きではありませんし、韓流スターにも全然興味はありません。韓国の人気歌手が、一生懸命日本語でバラードを歌っているのを聴いても、「がんばってるけど、ちょっと無理があるような…」という気持ちにしかなれないし。
しかしながら、その一方で「韓国の人たちが日本人を嫌う理由」というのは、過去とか教育にばっかりあるわけじゃないとも思うのですよ。
何年か前、僕が韓国に行ったとき、ガイドさんは「お客さんは、女の子は紹介しなくてもいいですよね?」と言ってきたのです(彼女と一緒だったので)。僕が「は?」という顔をしていると、そのガイドの女性は、「日本人の男性で、そういう『夜のお相手をしてくれる女性』をオーダーしてくる人が、けっこう多いんですよね。私も仕事ですから、『紹介』しますけど、正直、あんまり気持ちの良いものではないです」と話してくれました。この人は、「政府認定ガイド」かなんかだったと思うのですが。昔同僚だった人も、韓国に「遊びに行く」というようなことを言っていましたし。
そして、観光地に行くと、そういう日本人のオヤジにしなだれかかる韓国人(らしき)美女がたくさんいて、その光景を見ながら僕は、「ああ、そりゃあ、韓国人が日本人を好きになれない理由もわかるよなあ」と考えていたのです。
いくら「商売」で、やっているほうだって無理やり体を売らされているわけではないとはいえ、自分の国の若くて可愛い女の子が、異国のギトギトオヤジに媚を売っている姿を見せ付けられるわけだから。いや、日本だって、場所によっては、そういう光景だってあるのかもしれないけどさ。
実際、「お前が俺のことを嫌いなら、俺もお前のことなんて嫌いだ!」と言い合っていても、そこからは何も生まれないような気がします。竹島問題など、譲れないポイントはあるにせよ、日本人もかの国に対して「襟を正して」接していかなくてはならないのでは、と僕は思うのです。まあ、上の話だって、きれいごとを言いながら外貨獲得のために「黙認」している韓国政府の責任でもあるのですが。

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