琥珀色の戯言

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仰木監督逝去

http://www.nikkansports.com/ns/baseball/f-bb-tp0-051215-0045.html

なんというか、僕はオリックスのファンでもなんでもないけれど、仰木さんという人は、とにかくカッコいいオッサンだったと思います。ダンディという言葉がこんなに似合う人は、僕の知る限りそんなにいない。けっして人気やお金があるわけでもない近鉄オリックスというチームを率いて何度も優勝に導いた手腕と、そのわりにはリラックスしているように見えるたたずまい。
仰木さんの死はものすごく残念だし、70歳という年齢は、まだまだいろんな可能性が残されていたはず。でも、こうして死の間際まで監督業を続け、合併チームをとりあえず軌道に乗せたあとすぐに舞台から降りてしまうなんて、なんて最後までカッコいい人だったんだろう、と同じ人間として、男子として、羨ましくてしかたがないです。
転移もみられる癌の末期だったそうで、「そんな体でよく監督を」とも思うけれど、たぶん、仰木監督は、監督として好きな野球にかかわっていたからこそ、今まで生きてこられたのじゃないかと僕はなんとなく感じているのです。
もちろん辛いことだってあっただろうけど、きっと、ものすごく幸せな人生だったのではないかなあ。

http://d.hatena.ne.jp/h_watanabe/20051216/p1
↑ざっと見たなかで、もっとも僕の心に響いた仰木監督へのメッセージ。

僕は仰木監督に、お悔やみのことばではなく、スタンディングオベーションを捧げます。

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