琥珀色の戯言

3000冊以上の【書評】と500作以上の【映画感想】を、ちゃんと読んで、観て書いてきたブログです。話題になったあの本や映画の感想が、たぶんあります。新書、ノンフィクション、インターネット関連本が多め。

こんなコメントは、もう要らない!

さあ、感じの悪い人がイヤミったらしいことを書くコーナーですよ!
こんなことを書くと、今でもそんなに大賑わいとは言えないコメント欄がさらに閑散としてしまうこと必定なのですが、まあ、それはそれとして。

今までの「掲示板コミュニケーション」から「ブログコメント」の時代になって、ブログにとってのコメントの重要性というのはかなり増しています。今までの個人サイトでも、もちろん掲示板で論争になることはあったのですが、それはあくまでもその記事そのものとは離れた場所で行われていました。でも、ブログの場合、記事別にリンクされると、コメントも「記事の一部」となっている場合がほとんどです。そもそも、コメントやトラックバックがたくさんついていると、「これは人気がある記事なのだな」ということが伝わってくるものですしね。つまり、「コメントの重要性」は上昇しているのですが、その一方で、「コメントを書く人」の意識というのは、「ブログのコメントでは、『はじめまして』とか書かなくてもいいし、ラクでいいよね」という感じで、むしろ「気軽に」なっているのです。まあ、多くの場合はそういう気軽なコミュニケーションがブログの魅力ではあるのですが、管理者側からすると「それはちょっと…」というようなコメントをつけてくる人というのも、ときどきいるのです。
では、反面教師として、「こういうコメントはちょっと…」というものを、僕なりに挙げてみたいと思います。

(1)スパムコメント 
論外。あんなの効果ないと思うのだけど…

(2)ひたすら自分語り
 「感想」は嬉しいのですが、例えば僕が映画「キングコング」の話をしたとすると、【「キングコング」私も観ました。ところで私の好きな映画は「ハリー・ポッターなのですけど、その登場人物のなんとかがどうのこうので、監督のだれそれが…】というような、脱線をしてしまう人ってけっこう多いです。「私もそういう経験あります!」という場合にも、詳細な内容は、トラックバックして、内容は自分のブログに書いたほうがいいと思います。というか、こんなに簡単にブログが作れる時代なんだから、せっかくのネタを他の人のブログで使うなんてもったいない!(…というか、「自分語り」には、レスしにくいのですよね「ああそうですか」としか言いようがない)

(3)ほとんどすべての記事に同一人物からのコメントが…
 「常連さん」は管理者にとってはありがたい存在です。でも、あまりに毎度毎度同じ人から「感想」を寄せられても、ちょっと引いてしまうんですよね。「常連客しかいない店」に新規のお客さんが居づらいように、「いつも同じ人ばかりがコメントしているブログ」には、新しい人がコメントを書きにくくなり、どんどん雰囲気が閉鎖的になってきます。「常連」であるからこそ、節度のある態度をとってくれる人も多いのですけどねえ…

(4)異性のブログにしか、コメントを書かない人
 書いている本人(だけ)は気づいていないのかもしれませんが、そういうスケベ心というのは、第三者には(もちろん管理人にも)、一目瞭然です。とくに女性のブログにはそういう人が出現しがちなようです。ブログはキャバクラではないのですから、「同伴」しようとか言っても、その業界の人の営業用ブログ以外では、誰も喜びません。自分では「手広く声をかけているつもり」でも、相手からは「絨毯爆撃しか能の無いバカ」と見抜かれているものですよ。

(5)他の人のコメントを上から論評する人
 いや、いわゆる「横レス」というのは、中傷合戦でなければ、コメント欄をにぎやかにしてくれますし、管理人にとってはむしろありがたいです(ラクだし)。でも、他の人のコメントを管理人でもないのに(というか、利口な管理人はあんまりそんなことやりませんが)、あのコメントはあーだこーだとか「評価」するのは、閲覧者にとって非常に不快です。あんなヤツが常駐しているようなブログにはコメント書くのはやめよう、とか思い始めますし、さらに、「あんなヤツを野放しにしている管理人は何をやっているんだ!」と、管理人に対する評価まで急降下していきます。…ひょっとしたら、「荒らし」目的?

(6)宣伝厨
 ブログを書いている人が他のブログにコメントを書いたり、トラックバックを送る場合、もちろん、その管理人(あるいは、その管理人が書いたもの)に興味があるし、できれば相手にも自分が書いたものを読んでもらいたいと思っているのではないでしょうか。僕ももちろんそういう「色気」は持っています。ただ、そういう場合に注意しておきたいのは「私のところにも、ぜひ遊びに来てください」とか書くのは、かえって逆効果だということなんですよね。そんなこと書くと、「ああ、この人は宣伝しに来たんだな」というイメージしか与えませんし、ましてや行き先のサイトが全然関係ない内容だったら、激しく萎えます。そもそも、管理人というのは、眞鍋かをりさんのところみたいに莫大なコメントがつくのでなければ、「自分に本当に興味を持ってコメントをしてくれた人」のところは、宣伝コメントなんてなくても(むしろ無いほうが)、ちゃんと訪問するものです。だって、「どんな人が自分に興味を持ってくれたのか?」って、気になるじゃないですか。そして、第三者も「どんな人が自分の好きなブログにこんな面白いコメントをつけているのだろう」と思って覗きに来てくれると思いますよ。そもそも、宣伝コメントで覗きに来た人は、まず「常連」にはなってくれないけど、「熱意のあるコメント」をくれた人のブログは、思わずブックマークしてしまったりするものです。

(7)クレーマー
 まあ、こういう人は言わずもがなかと。とくに「専門家」を名乗る人に多い傾向があります。こういう人の特徴は、まず「書いてあることを読んでいない、読もうとしない、あるいは自分勝手な解釈をして、勝手にその解釈に対して怒っている」ということで、管理人にとっては、なんだか自分が書いてもいないことで勝手に怒っている人がいる…というどうしようもない状況になってしまうわけです。何でも、自分の「専門」の範囲に無理矢理引きずりこんで語ろうとするのが特徴です。また、こういう人って、粘着系だったりするので困るんだよなあ…

(8)返事を強要する人
 「沈黙」もひとつの返事であるということを知りましょう。

 というふうに「悪い例」ばかり一生懸命に挙げているのもちょっとアレなので、「どういうコメントが喜ばれるのか?」を以下に書きます。

<1>同好の士
 とくにマイナーな話題を出したときに「私もそれ知ってます!」とか言われると嬉しいものです。書いている側にとっては、みんな「そんなの知らねーよ!」と思っているのではないかと不安だったりするので。

<2>「読んでます」報告
 別にべた褒めなんてされてなくても「いつも読んでます」と言われるのは、すごく嬉しいものです。厭なら読まないものだし。

<3>面白かった記事
 これは、「こういうのがウケるんだな」という参考の意味もこめて

<4>記事の内容に対する体験談
 上の(2)みたいにならず、さらっと短めにまとめてあれば、こういうのもありがたいものです。戦略的には、詳細は自分のサイトに書いておき、トラックバックを送っておけば完璧でしょう。もちろん「私のところにも遊びにきてください」とか書かないほうが良いです。

<5>総括
 これを書いていて思ったのだけれど、基本的に「ごく一部の迷惑コメント」を除けば、管理人にとっては大部分のコメントというのは「ものすごく嬉しい」ものなんですよね。だから、「典型的なダメコメント」はあっても、「典型的な良いコメント」なんていうのは無いのでしょうね。だから「こういうのが良いコメントだ!」と語るのはとても難しい。コメントをくれた人が、自分が書いたことを一生懸命読み取ろうとしてくれて、何かを伝えるために書いてくれたのなら、それは全部「素晴らしいコメント」なのだろうと思います。そんな「当たり前のこと」がなかなか実行されていないのが「ブログ時代」の現実なわけなのですが。
 僕は他の人のブログにほとんどコメントは書きません。それは、言いたいことがあればトラックバックしちゃうからでもあるし、コメントというものの怖さを知っているからです。ネットというのは双方向のコミュニケーションの場ですから、誰かを指差して笑っている人のことを、その100倍の人が物陰から失笑しながら観ている、ということが容易に起こりうるのです。自分だけが一方的な「加害者」であり続けることなんて、誰にもできないのが、ネットの世界の掟なのですから、コメントを書くときにも、自分を客観視できる理性を忘れないようにしたいものですね。

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