琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

桜玉吉とぼく

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御緩漫玉日記 (2) (ビームコミックス)

御緩漫玉日記 (2) (ビームコミックス)

僕はそれこそ「ファミコン通信」時代の「しあわせのかたち」の第1回から読んでいる玉吉フリーク(というより「ファミ通」フリーク?)なのですが、とりあえずこうして年に1冊ずつでも新刊が出ていて、玉吉さんが生きているというだけでけっこう嬉しくなってしまうのです。こんな単行本年1冊ペースで食べていけるのだろうか?とちょっと心配でもあるのですけど。この2巻は、ゆっくり時間があるときに読みたいので、まだ未読なんですけど。
僕が玉吉さんに関する言葉でものすごく記憶に残っているものがあるんですよね。それは、玉吉さんの昔からの友人が、玉吉さんを評した言葉なのですが、彼は、玉吉さんのことを【適当に遊んでいて、仕事もソツなくやって、人付き合いもよくて、誰からも嫌われることもなく…自分の知り合いのなかで、あんなにバランスが取れた人間はいなかったと思う】というように語っていたのです。
でも、そんな玉吉さんにもかかわらず、離婚も経験してしまったし、鬱病に悩まされたりもしている……
僕は「バランス感覚を大事にして生きよう」といつも思っているのだけれど、実は、「すべてのバランスが取れているところ」というのは、本当に何もない、空虚な場所なのかな、という気もするのです。

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