琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

宮崎勤の著書

http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-060216-0024.html

 夢ならひとりでみてくれないか。
 しかし、僕がこの人の言動を観ていて悲しくなるのは、この人は明らかに病んでいて、でも、この人が病んでいるということを認めたら、「責任能力なし」とか言うことで、彼がやったことはチャラにされてしまうという矛盾を抱えているからなのだと思います。というか、「狂っている」と思わないと、なんだかやりきれないのだけどさ。
 しかし、こういう人が、結局十何年も生きつづけていて、刑務所の中で自分の著書が出るのを楽しみにしているという状況って、いったい何なのでしょうね。みんな、そんなに「面白い」と思ってるの?
 彼の「夢」とやらで犠牲になってしまった子どもたちは、何も言うことも、聞くこともできず、ただ土の中に眠っているだけだというのに……

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