琥珀色の戯言

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ラムタラが破格の安値で英国に売却

http://www.nikkansports.com/race/f-rc-tp0-20060703-55119.html

結局、平地の重賞勝ち馬もメイショウラムセス一頭のみ、とは……
史上初めて無敗でヨーロッパの三大レース(英国ダービー、キングジョージ凱旋門賞)を制した歴史的名馬が日本に輸入されると聞いたときには、「そんな凄い馬、日本に連れてきてもいいんだろうか?」とか罪の意識すら感じたものだったのですが、結局、不本意な形での「里帰り」になってしまいました。結局、日本の時計の出る芝に向かなかったのか、ノーザンダンサーの2×4という濃いクロスのおかげで、気性的な問題が出てしまったのか。血統的に、ノーザンダンサー系の牝馬に種付けしにくかった、ということもあるのでしょうけど。
ヨーロッパではこの馬に対する評価はけっして低くはないと思うので、繁殖牝馬に恵まれて、後継になるような馬が生まれてくれればいいなあ、と期待しています。
しかし、オグリキャップも牡系として残っていくのは厳しい状況だし、本当に「血を残す」というのは難しいことですね。
日本だって、このままサンデーの血ばかりが濃くなっていくというわけにもいかないだろうけど……

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