琥珀色の戯言

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昭和天皇とA級戦犯

http://www.asahi.com/national/update/0720/TKY200607200188.html

この記事が、なぜ今になって出てきたのだろう?という疑問はあるのですが、この内容が事実であるとすれば、僕の率直な感想としては、「あなたがそれを言うんですか?」なんですよね。
それは、仮に名目上だけでも「元首」であり「責任者」だった人間の言葉としては、自分の部下だった人間たちに対して、あまりに酷な仕打ちなのではないか、と。亡くなった一兵卒たちやその遺族、あるいは、直接戦争に参加していない後世の人間たちが第三者として「合祀はおかしい」と言うのなら、それは仕方がないことだと思いますが……
しかし、「1988年、薨去前年の昭和天皇の言葉」に、どの程度の意味があるのか、僕には正直わかりません。
年齢的な判断力の低下だってあったかもしれないし、昭和天皇自身も「戦後平和教育」に影響を受けてしまっていたのかもしれないし。
というか、これって本来「オフレコ」のメモのはずなのに、なんでこんな形で公開されたんでしょうか。

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