琥珀色の戯言

3000冊以上の【書評】と500作以上の【映画感想】を、ちゃんと読んで、観て書いてきたブログです。話題になったあの本や映画の感想が、たぶんあります。新書、ノンフィクション、インターネット関連本が多め。

なぜ「結婚しなくてはいけない」のか?

なぜ「結婚しなくてはいけない」(と多くの人は漠然と感じている)のか?
 (by「で、みちアキはどうするの?(9/6)」)

http://d.hatena.ne.jp/michiaki/20060906#1157553760

 僕も20代までは「まあ、結婚なんてする必要ないんじゃない?束縛されるの苦手だし、子供が生まれたらいろいろと面倒なことも多そうだしさ。そもそも、子供ってあんまり好きじゃないんだよね」と思っていました。いやまあ、今だってそういう気持ちが皆無ではないのですけど。
 しかし、30歳を過ぎたくらいから、少しずつ考え方が変わってきたのです。

「ある30代女性医師の『結婚願望』」
http://www5f.biglobe.ne.jp/~iyatsue/makeinunanokana.htm
↑では女性のことを書いているのですが、僕も最近「結婚したい!」というより「結婚しなくていいのか?」と切実に思うのですよ。
20代くらいのころって、「結婚する」という選択肢を選ぶかどうか、というのが「結婚」に対する僕のイメージでした。
でも、最近の僕は、こんなふうに感じています。
「ずっと結婚しない」という選択をするのは、ものすごく「怖い」と。
仕事柄、「孤独な高齢者」の姿を多く目にしているからなおさらそう感じるのかもしれませんが。
重い病気を患っていたり、死が迫ってきたりすると「家族力」って、良くも悪くもけっこう大きいですし。

まあ、考えてみればそういうのって、結婚しようと思えばいつでもできるはずという余裕がある年代には「結婚する」という決断をするのが怖くて、もう結婚しないと一生できない可能性が高くなるという年代になってみると「結婚しない」という決断をするのが怖いというだけの、単なるモラトリアムなのかもしれません。でも、現実というやつは、「ビアンカともフローラとも結婚しない」という選択ができるくらいの自由度がある代わりに、「そのままモンスターと戦い続けているうちに年を取って孤独死」してしまうことだってあるわけで。

制度としての「結婚」には、いろいろな問題点はあるのかもしれないけれど、あれって一種の「決意表明」みたいなものだと考えればいいのではないかなあ。ある人は、結婚することのメリットを、こんなふうに僕に語っていました。
「結婚していてラクなのは、他人と一緒にいることの理由を考えたり、周りにそれをいちいち説明しなくてもいいことだね」
確かに「結婚しているおかげで、めんどくさくないこと」というのも、けっこうありそうなんですよね。

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