琥珀色の戯言

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『Wizardry』シリーズの著作権、商標を日本の企業が取得

http://retropc.net/archives/2006/11/wizardry.html

よく読んでみると、『Wizardry』の初期シリーズ「1」から「4」までの「リルミガン・シリーズ」は今回の権利譲渡にも含まれていないということなので、僕としては、「そんならどうでもいいかな」という話でもあるんですけど。
Wizardry』というのは昔のマイコンゲーマーにとっては、『Ultima』と並んで、「憧れの海外RPG」の2大巨頭だったわけで、あの堀井雄二さんが、『Wizardry(1)』の「レベルをひとつ上げるためだけに、3ヶ月間ダンジョンに潜り続けるくらいハマっていたゲーム」でもあるのです。僕は『ブラックオニキス』『ドラクエ』から入ってしまったので、正直ようやく手に入れたX1の『Wizardry』は、「マッピングはめんどくさいし、なかなかレベル上がらないし、『Wizardry』って、こんなもんなのか……」と、ちょっとがっかりした記憶があります(『Ultima』も、「4」は本当に酷かった。ゲーム雑誌の記事では、ものすごく面白そうだったのに……)。しかしながら、ファミコンでもゲームボーイでも『Wizardry』はけっこうヒットしていましたし、今はほとんど見られなくなった(というより、フィールド探索型RPGの一部として取り込まれてしまった)3Dダンジョン探索型RPGというのは、結局、『Wizardry』が「集大成」だったのかもしれませんね。
アメリカのレトロゲーマーたちは、このニュースを聞いて寂しがったんじゃないのかなあ。

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