琥珀色の戯言

3000冊以上の【書評】と500作以上の【映画感想】を、ちゃんと読んで、観て書いてきたブログです。話題になったあの本や映画の感想が、たぶんあります。新書、ノンフィクション、インターネット関連本が多め。

危機意識の無い女

http://anond.hatelabo.jp/20070104085258

↑のエントリを読んで僕が思ったのは、「これだから女は…」というよりは、「この女、今まで怖い目にあったことがないんだろうか?」という疑問だった。いや、たぶんこれを書いた人は、人畜無害そうな善男善女なのだろうと思うのだが(じゃないと、いちいち席譲ったりしないよね)、それにしても、こういう「明らかに自分に理がない状況で、他人にインネンをつける」って、ものすごく怖くないかい?とくに今の世の中では。もしかしたら相手の「連れ」がそのスジの人かもしれないし、おとなしそうに見える人でも、「なんだと!」とキレて喧嘩になるかもしれないし。僕の基準からすれば、「誰かと喧嘩するかもしれないリスクを冒してまで、ハンバーガーショップの席ひとつにこだわるなんてバカバカしい」のだよね。そんな喧嘩、勝っても負けても後味悪いしさ。でも、この女には「相手が怒って、自分が傷つけられるかもしれない」という想像力が欠落しているんだよなあ。それって、ものすごく不思議だし、怖いよやっぱり。僕は患者さんに「痛みを感じないというのは、自分の体の状態がわからないということだから、本当はすごく怖いことなんですよ」とよく話すのだけれども、この女は、まさにその「危険に対する感覚が麻痺している人間」のようにしか思えない。
 でも、それなりの年までこういう言動ができてしまうというのは、今までの人生において、そういう無頓着な物言いで怖い目にあったり、誰かに責められたりした経験が無いんだろうなあ。こういうのって、世の中が甘くなっているわけじゃないんだよね、きっと。さんざん油断させられて、いきなり叩き落されるだけで。傷が浅いうちに誰かが教えてあげないと、気がついたときには取り返しがつかなくなってしまうだけなのに。しかしながら、いい年でこんなふうになってしまうと、もうどうしようもないんだろう。いちいち不快な思いをしてまで、こんなバカに注意してあげるようなできた大人なんて、世間では絶滅危惧種だしね。

アクセスカウンター