琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

芥川賞・直木賞候補作決まる

芥川賞
    年齢  候補作        候補回数
青山七恵23「ひとり日和」(文芸秋号)初
佐川光晴41「家族の肖像」(文学界12月号)5
柴崎友香33「その街の今は」(新潮7月号)初
田中慎弥34「図書準備室」(新潮7月号)初
星野智幸41「植物診断室」(文学界9月号)2



直木賞
池井戸潤43「空飛ぶタイヤ」(実業之日本社)初
荻原 浩50「四度目の氷河期」(新潮社)2
北村 薫57「ひとがた流し」(朝日新聞社)4
佐藤多佳子44「一瞬の風になれ」1〜3(講談社)初
白石一文48「どれくらいの愛情」(文芸春秋)初
三崎亜記36「失われた町」(集英社)2

 今回、芥川賞佐川光晴さん、星野智幸さん以外は知らない人ばかり、直木賞のほうは、北村薫さんをを除けば、候補回数が初とか2回目の人ばかりにもかかわらず「中堅どころの実力派が揃った」、という印象です。逆に、話題性に乏しいというか、正直「ちょっと地味なラインナップだな……」という気もするのですが。
 あまり思い入れのある作家や作品もないので、個人的には、「久々に『受賞なし』があるのか?」「文芸春秋の作品の連続受賞が途切れるのか?」に注目しています。

アクセスカウンター