琥珀色の戯言

3000冊以上の【書評】と500作以上の【映画感想】を、ちゃんと読んで、観て書いてきたブログです。話題になったあの本や映画の感想が、たぶんあります。新書、ノンフィクション、インターネット関連本が多め。

不二家関連の「見出し」の悪意

チョコ菓子にガ混入、不二家工場は「害はない」と説明
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070124i314.htm

この見出しを読むと、「なんで酷い会社なんだ!」と感じますし、

 大手菓子メーカー「不二家」(本社・東京)は24日、2003年に平塚工場(神奈川県平塚市)で製造したチョコレート菓子にガが混入し、これを購入した主婦に工場幹部が「(食べても)害はない」と説明していたことを明らかにした。

と書いてあるのを読むとあまりにいいかげんな対応だ、と呆れてしまうのですが、その後の少し詳しい経過説明

 同社によると、03年11月、茨城県の主婦が、チョコレートやキャンデーが詰まった菓子「アンパンマンハウス」を購入した際、チョコレートの一つに、ガが付着しているのに気が付いた。主婦から連絡を受け、同社で調査したところ、同10月9日に平塚工場で製造された商品で、製造工程の途中で混入した可能性が高いことが判明した。

 同12月に、同工場長ら3人が主婦に謝罪したが、その際、主婦が「誤ってガを食べてしまったら健康に害はないのか」と問いただしたのに対し、工場長らは「害はない」と説明したという。

 というのを読むと、そこまで目くじら立てるようなことなのだろうか?とも思えてきました。ちゃんと調査もして、責任者が謝りにも行っているのだし、「ガを食べたら健康に害はないのか?」という問いに関しては、僕もたぶん「健康に害はない」と思いますし、担当者も聞かれたことに対して答えただけだし。こういうのって、抗議してきた相手に対して「健康に害はないんだから、ガタガタぬかすな!」と恫喝するのと、謝罪に行った責任者が「体に害はないんでしょうね!」と詰め寄られて「はい…小さなガですし、おそらく大丈夫だと思います…」と消え入りそうな声で答えるのとでは、全然受け手の印象も違うと思うのですが。「害がない」というのは医学的に絶対か?と言われると困りますが、毒蛾でもなければ、食べたからといって何か症状が出る可能性は低いでしょう。「気持ち悪い」のは確かでしょうけど。
 なんだかもう、不二家のことなら、どんなに悪意を持って書いてもいいし、徹底的に叩いてやろう、という意図が感じられるような見出しのつけ方で、かなり嫌な感じの記事でした。

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