琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

綿矢りさサイン会レポート

http://d.hatena.ne.jp/tom-o-take/20070212/p1

 綿矢さんのサイン会に行かれた方の詳細なレポート。「盲目的なファン、というほどでもない」というスタンスなので、会場の雰囲気や綿矢さん、スタッフの様子が冷静かつ客観的に、わかりやすく書かれています。

30分くらい待っていると係りの人から諸注意。「握手など接触を試みる行為をいたしますと即刻退場といたします」なんて真面目に言っていた。ぞろぞろ人が集まってきて驚いたのは男女比率。男性100人で女性3人くらいだった。そんなもんなのか。

 しかし、こういう話を読んでしまうと、綿矢さんの作品というのは、本当に「彼女が読んで欲しいと思っている人」に届いているのだろうか?という気がしてきます。『夢を与える』っていうのは、どちらかといえば、というかどう考えても同世代の女の子に向けての作品のように思えるのですが……「女の子はサイン会には来ないだけ」なのかな……

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