琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

ゲーム雑誌誤植伝説!


ゲーメスト小鉄伝説(by げーまー的ダッシュ)

ゲ、ゲーメスト懐かしい……
それにしても黎明期〜興隆期のゲーム雑誌には、今から考えるとその時代のいろんな才能が集まっていたような気がします。
ゲームフリーク」という同人誌をつくっていたのがポケモンの生みの親の田尻智さんだったとか、馳星周さんは、「レーニン」というペンネームで「ポプコム」のエロゲーレビュー(だけじゃなかったけど)を担当していたとか。
当時のゲーム雑誌、パソコン雑誌には「誤植をネタにしよう」という伝統があって、各誌とも「ごめんなさい!」のコーナーがあったんですよね。
しかし、思い出してみると、当時の誤植のなかでひどかったのが「プログラムリストの間違い」で、そのために何日間もかけて打ち込んだゲームが動かずに絶望した経験が僕には何度もありました。当時はネットなんてありませんから、そういう誤植がわかるのは早くて掲載1ヵ月後でしたしねえ……打ち込んでいるほうは、自分の入力ミスの可能性が高いだろうということで、また最初からリストを見直してみたりするわけです。
今だったら「賠償しろ!」というような話になっているかもしれませんが、当時は雑誌を作る人と読者の距離って、今よりずっと近くて、「まあ、あれだけ厖大なデータだったら、ミスすることもあるよね」というのが多くのマイコンユーザーの態度だったのです。
 しかし、1週間くらいかけて打ち込んだプログラムをRUNしてもSyntax error連続とかだと、本当に悲しかったよなあ(所詮BASICなのですが)。CD−ROMが「付録」になる時代が来るって、あの時代に時間と視力を削りまくってしまった僕に教えてあげたいよ。

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