
- 作者: アスキー書籍編集部
- 出版社/メーカー: アスキー
- 発売日: 2007/03/23
- メディア: 大型本
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ついに発売され、僕の手元にも届きました。いや、本当に懐かしいなあ……実はPC9801の全盛期には、僕はX1からX68000という、バリバリのシャープ信者だったので、僕の中ではNECのPC-88,98シリーズっていうのは、まさに「共に天を戴かず」という感じだったんですよ。でも、今となってはとにかく当時のマイコンやゲームのすべてが懐かしく思えるのです。ああ、時間は恩讐を超えるな……(松本零士先生怒らないでください)
この「第2弾」に関しては、正直、第1弾ほどのパワーとインパクトには欠けるし、収録ソフトも、「中途半端にいまでも遊べるもの」になってしまっていて、なんだかちょっと寂しいな、とも感じるんですけどね。「1」に比べたら、やや小粒というか、『大戦略4』『ティル・ナ・ノーグ2』とか、懐かしいけど実際に遊んでみると時間がかかるだけに辛いです。個人的には、『琥珀色の遺言』(そういえば、『賢者の遺言』っていうアドベンチャーゲームがあったけど、あれはどこかで復刻されているのだろうか?)、『ZONE』あたりはオススメです。それでも、3000円の本としては、十分すぎるほど「元は取れる」のですけどね。
もし第3弾があるのなら、『トランシルヴァニア』『デーモンズリング』のような思いっきり懐かしいアドベンチャーゲームとか、『関ヶ原』『ディーヴァ98版』のような「当時は98でしか遊べなくて悔しい思いをしたゲーム」を収録してくれたら嬉しいです。
というか、僕が老眼にならないうちに、X68000伝説も蘇らせてくれないものでしょうか。
収録ソフトは、『スペースハリアー』『アフターバーナー』『ファンタジーゾーン』『スターウォーズ』『ワンダラーズ・フロム・イース』『ウイニングポスト』『グラディウスⅡ』『ジェノサイド』等を期待しております。
……って、個人的な願望は置いておいて、当時98ユーザーだった人も、当時98ユーザーに羨望のまなざしを向けていた人にもオススメの1冊です。