琥珀色の戯言

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寝食忘れるくらい面白い小説

日刊スレッドガイド : 寝食忘れるくらい面白い小説を紹介してくれ。

↑のエントリを観て、僕も今までに読んだ本のなかで実際に「寝食を忘れて読んだ小説」を紹介してみようと思います。
ただし、今回は「ためになる」とか「勉強になる」「考えさせられた」などの評価は一切無視して「エンターテインメントとして、とにかく時間を忘れて読んだ面白い小説」ということで。
★は、面白さに対する評価ではなくて、その本の難易度というか「読みやすさ」です。
★が少ないほうが「日頃本を読まない人にもとっつきやすい本」だと考えていただければ。

アラビアの夜の種族〈1〉 (角川文庫)

アラビアの夜の種族〈1〉 (角川文庫)

★★★ ファンタジー好き、RPG好きの人なら、死ぬほどハマると思います。ほんと、酷いことばっかりやってるのに、悪いやつらが魅力的なんだよなあ。



風が強く吹いている

風が強く吹いている

★★ 最近ずっとオススメしているのですが、僕には『一瞬の風になれ』よりも、素直に楽しめるフィクションだな、と。



容疑者Xの献身

容疑者Xの献身

★★ ベタですみません。でもミステリ苦手な僕にもすごく面白くて一晩で読みきってしまった。



ガダラの豚〈1〉 (集英社文庫)

ガダラの豚〈1〉 (集英社文庫)

★ エンターテイナー・中島らもの最高傑作。



遠き落日〈上〉 (集英社文庫)

遠き落日〈上〉 (集英社文庫)

★ 野口英世の生涯を描いた小説なのですが、医学生時代に読んで衝撃を受けました。渡辺淳一って、昔はすごかったんだな……



ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)

ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)

★★★ 村上春樹作品のなかで、僕にとってはもっとも意味不明で、もっとも残酷に感じられる作品。そして、最も村上春樹らしい作品かも。



麻雀放浪記(一) 青春編 (角川文庫)

麻雀放浪記(一) 青春編 (角川文庫)

★「面白さ」ではとにかく最強の本。



わたしを離さないで

わたしを離さないで

 
★★★ 別にすごく特別なことが書いてあるわけじゃないはずなのに、最後まで読まずにいられない小説です。



三国志 (1) (吉川英治歴史時代文庫 33)

三国志 (1) (吉川英治歴史時代文庫 33)

★★ 僕が中学時代にもっともハマった本。いま読んでも面白いです。当時は主要キャラが死ぬ場面を読むのが辛くて、ショックをやわらげるためにあらかじめその場面だけを読んでおいたっけ。



記憶力が劣化しているためか、なんだか最近読んだものが多くなってしまったけれど「面白い小説」を読みたい方はぜひ。

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