琥珀色の戯言

3000冊以上の【書評】と500作以上の【映画感想】を、ちゃんと読んで、観て書いてきたブログです。話題になったあの本や映画の感想が、たぶんあります。新書、ノンフィクション、インターネット関連本が多め。

横山ノックとそのまんま東

http://www.nikkansports.com/entertainment/p-et-tp0-20070506-194611.html

 この二人の人生と現在の評価というのを考えるたびに、僕はなんだか腑に落ちない気分になってしまいます。
 横山ノックという人は、あの選挙でのセクハラ問題が発覚する前までは政治家としてもそれなりに評価されていたのです。でも、「大阪府知事としてセクハラをした」という事件以降は、まさに完膚なきまで叩き落されて、「セクハラ」の代名詞のような存在になってしまいました。知事を辞任したあと、ローカルのテレビ番組に芸人として出演したことがあるのそうなのですが、その際の「視聴者の反発のあまりの強さ」に驚いて、これはテレビでの復帰はムリだ、と判断されたのだとか。
 一方、東国原知事の場合は、あのたけし軍団の「フライデー襲撃事件」にも参加していますし、「未成年者買春」という前科もあります。ところが、半ばバカにされながら出馬した宮崎県知事選挙に当選したとたんに、いまや「時の人」として、過去のことはみんな忘れてしまったかのように思ます。いや、「知事の権力を利用してセクハラ」と「一芸人が、商売としてやっている若い女の子と買春」では、確かに「責任の重さ」が違うのかもしれないけれど、横山ノックさんがあのセクハラだけで人生を総括されてしまいそうなのに比べると、東国原さんは「うまくやった」のでしょうけど、それでも「印象操作で世間の見方というのはこんなに変わるものなのか」と驚かずにはいられません。あと、悪いことをするのなら、なるべくい若いうち、権力を持っていないときにするに限る、ということでしょうか。
 僕は横山ノックさんを擁護するつもりは更々ありませんが、東国原知事に対するあまりの世間の「温かさ」には、正直違和感がものすごくあるんですよね。

<付記と謝罪>
上記東国原知事の「未成年者に対する買春」に関しては、
Wikipediaの「東国原英夫」の項に

1998年10月13日、東京都内のイメージクラブ店が未成年の従業員を使っていたことで、児童福祉法違反並びに東京都の青少年健全育成条例 違反の容疑で経営者が逮捕された。その当時16歳であった少女が、性的なサービスをした客として東国原の名前を供述したことで、警察から任意の事情聴取を数回受けたが、「18歳未満とは知らなかった」と話した。 東国原本人と当時の妻のかとうもそれぞれマスコミを通じ、謝罪の文書を発表した。以後芸能活動を5か月間自粛した。東国原自身は法的に罪に問われることはなかったが、倫理的な性質の問題からマスコミでは「淫行事件」として大々的に報道され、社会の激しい批判を浴びることとなった。

という記述もありましたし、その他にも過去のニュース等を調べてみましたが、「東国原知事が少女買春をしていた」というのは僕の事実誤認でした。「相手が未成年者とは知らずに性的サービスを受けていたが、知事本人については『無罪』だった」ということのようです。謹んで謝罪いたします。

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