琥珀色の戯言

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『ノルウェイの森』映画化


村上氏がOK「ノルウェイの森」夢の映画化(デイリースポーツONLINE)

出版から20年を経て、ついにあの人気長編小説が映画となる。赤と緑のカバーが印象的な“100%の恋愛小説”、村上春樹氏著「ノルウェイの森」は、現代文学の最高傑作とも言われ、国内発行総累計870万部。海外向けにも36言語に翻訳されている世界的ベストセラーだ。

 これまでも同作の映画化の話は何度もあった。しかし「『ノルウェイの森』という作品は自分にとっても特別な作品であり、映像化は無条件でOKというわけにはいかない」という村上氏の強いこだわりから実現には至らなかった。

 今回は、トラン監督が映画化を希望した際「トラン監督の作品は好きで、とにかく会ってみようと思った」という村上氏の言葉が最初の一歩となった。そして04年春にトラン監督ら関係者と村上氏との間で、映画化に向けた交渉がスタート。そして4年間にもわたる交渉で、村上氏の信頼を得て、映画化に至った。

 トラン監督は「映画化したいと直感したことが、原作のすばらしさと豊かさの正当な評価につながるであろうと信じています」とコメント。関係者によると、村上氏は映画化の件についての取材は一切受けない方針。

 製作費、キャスト、スタッフはすべて未定だが、トラン監督は日本人キャストと日本での撮影を希望。撮影前から海外上映や海外映画祭への出品も視野に入れている。「ノルウェイの森」映画化プロジェクトはいよいよ本格始動した。

 うーん、『ノルウェイの森』の大ファンである僕としては、「イメージ壊れるからやめてくれ!」という気持ちと、「まあ、出版されてから20年も経つんだし、ネタとして、観てみてもいいかな」というのと両方あるんですよね。
 村上さんは「絶対に映像化にはOKしない」と言われていたので、なんというか、「なんかちょっと、海外の有名ブランドには甘いよなあ、村上さんもさー」みたいな気分もあるんですけど。

 日本人キャストだと、

ワタナベトオル:松山ケンイチ
直子:蒼井優
ミドリ:宮崎あおい
レイコさん:永作博美
突撃隊:伊藤淳史

 みたいなベタベタなキャスティングを想像してしまいます。いや、「なんか違う」のだけどさ。
 キズキのキャスティングはちょっと難しいな……

 しかし、直子や突撃隊って、現実世界では、「あまり友達になりたくないタイプ」だよね、きっと……

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