琥珀色の戯言

3000冊以上の【書評】と500作以上の【映画感想】を、ちゃんと読んで、観て書いてきたブログです。話題になったあの本や映画の感想が、たぶんあります。新書、ノンフィクション、インターネット関連本が多め。

僕たちの好きなロードス島戦記 ☆☆


至高の国産ファンタジー「ロードス島戦記」シリーズ

完全イラスト詳解!
登場キャラクター詳細相関図

神話の時代からクリスタニアの始まりまで
ロードス島歴史年表

美麗!出渕裕美樹本晴彦山田章博
カバー&挿絵

ロードス島戦記』『新ロードス島戦記』『ロードス島伝説 』・・・
全22作品のストーリー&キャラクターを
徹底ビジュアル解析!

サブタイトルには、「全ストーリー&キャラクター徹底解析」と書いてあり、それはたしかに「嘘ではない」のです。
でも、『コンプティーク』での連載開始時からリアルタイムで『ロードス島戦記』に触れてきた僕としては、「この本をいま出すことに意味があるのか?」と考えずにはいられませんでした。
この本、確かに、「全ストーリーとキャラクターの紹介」が載っているのですが、「でも、それだけ」なんですよね。
あれから20年以上が経ち、当時の『ロードス島』ファンだった人たちがこの本を手に取ったときに期待するのは何か?
僕はやっぱり、「当時の関係者(グループSNEや『コンプティーク』の編集者や水野良さん、アニメ版の監督や声優さんたち)へのインタビュー」や当時のテーブルトークRPGの再現(せめて再録)企画などの「いまだから語れる『ロードス島戦記』」みたいな内容が少しはあるんじゃないかと期待していたんですよ。
でも、そんなのは一切なし!

たしかに、現在『ロードス島戦記』についてのこれだけまとまった資料を集めるのは難しいとは思います。
それでも、いまこの本を買おうという人たちには、「資料としての『ロードス島』」だけではなく、「僕たちが『ロードス島』に夢中になっていた時代を懐かしみたい」という気持ちが強いのではないかと。
とりあえず、買おうと思っている人は、まず内容を確認してからのほうが良いですよ。
キャラの絵だけはそれなりに豊富なので、「ディードリッド懐かしい!こんな顔だったよなあ」って言いたいだけなら、手元に置いておく価値はあるのでしょうけど。
けっこう楽しみにしていただけに、かなり残念……

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