『女はトイレで何をしているのか?』(毎日新聞夕刊編集部/講談社文庫)という本で紹介されていた話。
1986年に1号店ができた「ヴィレッジヴァンガード」。
この書店では、本だけではなくて、オモチャやお菓子、CDなどもユニークにディスプレイされているのです。
「ヴィレッジヴァンガード」で、まずくて売れず、過剰在庫になってしまった飲み物に、あるキャッチコピーを書いたポップをつけただけで、爆発的に売れたのだとか。
さて、そのコピーとはどんなものだったのでしょうか?
(ヒント:「体に良い!」というような「ウソの広告」ではありません)
下の「続きを読む」をクリックすると、答えが表示されます。
答:「まずい! 罰ゲーム用」というポップを付けた。
これは確かに「ウソじゃない」し、実際に罰ゲームに使うための需要というより、「そこまでまずいのなら、一回自分で飲んでみようかな」と興味を持って買った人が多かったのではないかと思います。
「まずい」のも、見かたをかえれば「売りになる」のです。
そういう洒落を好む人が来るヴィレッジヴァンガードだからこその売りかたかもしれませんが、こういう逆転の発想って、なかなか面白いですよね。
女はトイレで何をしているのか? 現代ニッポン人の生態学 (講談社文庫)
- 作者: 毎日新聞夕刊編集部
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/10/15
- メディア: 文庫
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