琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

「まずくて売れない飲み物」を大ヒット商品にする方法

『女はトイレで何をしているのか?』(毎日新聞夕刊編集部/講談社文庫)という本で紹介されていた話。


1986年に1号店ができた「ヴィレッジヴァンガード」。
この書店では、本だけではなくて、オモチャやお菓子、CDなどもユニークにディスプレイされているのです。
ヴィレッジヴァンガード」で、まずくて売れず、過剰在庫になってしまった飲み物に、あるキャッチコピーを書いたポップをつけただけで、爆発的に売れたのだとか。
さて、そのコピーとはどんなものだったのでしょうか?
(ヒント:「体に良い!」というような「ウソの広告」ではありません)




下の「続きを読む」をクリックすると、答えが表示されます。

答:「まずい! 罰ゲーム用」というポップを付けた。


これは確かに「ウソじゃない」し、実際に罰ゲームに使うための需要というより、「そこまでまずいのなら、一回自分で飲んでみようかな」と興味を持って買った人が多かったのではないかと思います。
「まずい」のも、見かたをかえれば「売りになる」のです。
そういう洒落を好む人が来るヴィレッジヴァンガードだからこその売りかたかもしれませんが、こういう逆転の発想って、なかなか面白いですよね。

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