琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

ロード・オブ・ザ・リング〜王の帰還

http://www.enpitu.ne.jp/usr6/bin/day?id=68818&pg=20040308
↑は2年前に書いたこの映画の感想なのですが、正直家のそんなに大きくないテレビで観ても、いまひとつピンと来なかった面もあり。気軽に観られる一方で、ちょっと横を向いたら洗濯物が干してあったりすると、さすがにファンタジーの世界にのめりこむのって難しいような気がします。純粋に画面の迫力を考えても、やっぱり映画館で観るべき映画なのかもしれません。CMとか入るとかなり萎えるし、おまけに今回は前後編にされちゃったし。「ロード・オブ・ザ・リング」は、トイレをガマンしながら観るのがいいんだ!とか、つい言ってみたくもなるわけです。

ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女

http://www.disney.co.jp/movies/narnia/shell_content.html

昨日の夜はちょうどファーストデーだったので観てきました。ちょうどテレビでは「王の帰還」をやっていた時間帯。
で、観終わっての感想なんですが、「指輪物語」には思い入れがあるものの、「ナルニア国物語」を読んだことのない僕にとっては、この映画は「アスランかっこいい!」という以外には、あんまり感想らしい感想はないです。いや、ドラえもんの「ペロ!生きかえって」という話の元ネタはナルニアだったのだろうか?とか、あのラストは童話としてはOKなんだろうけど、ドラマとしては安易なんじゃないかとか。そもそも、ピカピカの甲冑の人たちが戦争している時点で、「天と地と」かよ!とかも思いましたし。指揮官があんな目立つ馬に乗ってたら狙い撃ちだと思うんだけどなあ。まあ、そういうのって、ピーター・ジャクソンが求めるリアリティと、犬がほとんど死なない「南極物語」を作ってしまうディズニーの「映画観」との違いだと言ってしまえばそれまでなんだけどさ。でもそれにフォーンやばいよ、あの雰囲気はどうみても幼児誘拐魔っぽいよ……
とまあ、いろいろ文句書きましたし、僕は圧倒的に「ロード・オブ・ザ・リング」派なんですけど、「ナルニア国物語」、たぶん次回作も映画観で観るとは思います。実際にこれより優れているファンタジー映画はほとんどないし、観るなら映画館のほうが良い作品ですし。

いやでも、とにかくアスランはかっこよかった。

アクセスカウンター