琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

『DEATH NOTE』感想

http://wwws.warnerbros.co.jp/deathnote/

昨日観てきました。
世間的には、まさに「賛否両論」という感じのこの作品なのですが、僕はそれなりに楽しめました。レイトショーで1200円だったので、まあ、払ったお金とかかった時間を損したとは思わないくらいには。
ただ、この作品に関して言えば、やっぱり「原作を読んでいること」が大前提ではないかという気がします。というか、「DEATH NOTE」は、漫画でもときどき「ここはどういう設定なんだ?」と読み返さなければならないようなシーンがあったし、けっこう頭がこんがらがってくるようなシーンが多いんですよね。原作を読んでいれば、映画化するときに「漫画でわかりにくかったところ、辻褄が合わなかったところ、絵的に面白くなかったところ」をいかに映画化、映像化したのか?というような楽しみ方ができるのです。夜神月役の藤原達也は、なんだか安心して観られました。というか、正直あれじゃ単なる「幼稚な殺人鬼」だとしか思えないんだけど。あと、Lはちょっと挙動不審すぎ。リュークの中村獅堂の声はなんとなくハマっていました。助手席は一般人じゃないだろ!とか、ちょっとタイムリーな話が気になったりもしましたが。
それはそうと、「デスノート」って、実写で見るとなんだか変ですよね。そもそもそんなノートに「How To Use」とかが懇切丁寧に書いてあるのってすごく違和感があるんだよなあ。

以下、ネタバレ感想です。

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三島由紀夫の演説(注:音が出ます!)

http://www.youtube.com/watch?v=tzz1-ppIjOg

けっこう淡々と話しておられるのがちょっと意外。
そして、市ヶ谷で演説をしているときの、周囲の自衛隊員たちの狐につままれたような表情とのコントラストは皮肉です。
このあと美輪さんは、何とコメントしたのでしょうか。

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