琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

田尾監督解任

http://www.nikkansports.com/ns/baseball/f-bb-tp0-050925-0043.html

三木谷オーナーは「続投の意向」だったらしいのですが、「現場の方針」ということで解任に。でも、チーム立ち上げのときから、広告塔としても働いてきたのに。みんな、あの戦力でとりあえず1年間戦ってきておつかれさま、と思っていたはずで。正直、今のプロ野球界のシステムでは、5位の日ハムに追いつくまでだって、よっぽど頑張っても5年はかかるような気がするし、誰がやってもこのくらいの成績だろう、と。
とりあえず、あのフルスタ宮城の「田尾コール」が、田尾監督に対する仙台の人たちの評価をあらわしていたのではないかなあ。楽天は95敗しているわけだけど、たぶん85敗くらいのカープの場合、罵声が飛びこそすれ「コージコール」なんて、起こるとは思えないのだからさ。
ま、所詮次の監督が好成績を残したりすれば(楽天の場合は、それは厳しいと思うが)、みんな忘れちゃうんだけどね。

本当の値段

http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=86806&pg=20050926

 ネットオークションなどでは、いくらネット上での価格が「安い」からといって、結局は割高になってしまうものというのは、けっして少なくはないのです。相手とやりとりする手間とかリスクとかも考えると、「すべてにおいてうまい話というのはない」みたい。
 以前、浅田次郎さんの「競馬に勝つ方法」というような感じの本で、こんな文章を読みました。【多くの人は、競馬場で賭けた金額より払い戻しのほうが多ければ『勝った!』という気分になるものだが、実際は違う。本当に「勝った」というのは、競馬場までの交通費や競馬新聞の代金、競馬場での割高な飲食費なども含めて、プラスになった状態なのだ。】
また、僕の大学時代の後輩には、安いガソリンスタンドでしか給油しない男がいて、彼は、いつも車で40分くらいかけて「いちばん安いスタンド」に行っていたんですよね。
 少し大きな枠組みで考えると、「いちばん安い品物を買う」ということそのものが、必ずしもプラスではないことも多いのです。後者の例でいえば、そのスタンドに行くまでに消費するガソリンの量とか、かかる時間というのを考えると、そのガソリンは本当に安いのか?ということになりますよね。
 でも、こういうことって、けっこう多い。
 確かに、「安いもの探し」というのは、そのものが娯楽だったりしますし、僕もゲーム屋などで、「市場価格より安いものを見つけた!」ということに小躍りしてしまって、やりもしないようなゲームを買ってしまうことがあるのです。
でも、結果的には、それは全然「儲かってはいない」んですよね。
 スーパーマーケットで10円にこだわる人が、パチンコに千円札をガンガン突っ込んだり、飲んでも味もわからなくなるほど酔っ払っているのにもかかわらず、高いお酒を注文したり。
 まあ、そういうのが「人間的」ではあるんだけどさ。

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