http://www.enpitu.ne.jp/usr6/bin/day?id=81711&pg=20050128
このケースだって、本質的には「載せないほうが安全」ではあると思うのです。確かに「悪用」される可能性はありますから。でもまあ、そういうのって、芸能人に対して「テレビに出演なんかしたら、目立って狙われるかもしれませんよ」と言うようなもので、WEB上ででも何かを公開するというのは、そういうリスクとメリット(他者とのコミュニケーションとか、自分の顕示欲とか)とのせめぎあい、みたいなもので、管理人がよっぽど美しい女性でもない限り、多くの場合は仮に自分の本名で書いていても「ノーリアクション」でしょう。ネットというのは、基本的には沈黙のコミュニケーションツールだから。
このサイトの場合、写真を公開することによって、「子どもの顔が世界中の知らないひとたちに見られてしまう恐怖」と、「子育てに共感してくれたり、子どもをかわいいと言ってくれる人たちと繋がる喜び」というのが出てくるわけで、そのどちらを取るかというのは、まさに「個人個人の理性と良心」の範疇で良いと思いますが。「現時点では、子どもが自分で判断できない」というのは、問題点かもしれませんけど。
それにしても、ものの言い方というのは大事ですね。「ネットに写真を載せるのは、気をつけたほうがいいですよ」と言われれば「そうですね、ご心配ありがとうございます」と素直に思えるのに、「ネットに子どもの写真を載せるなんてバカですか?」とか言われると、「よけいなお世話だ!」と反発してしまうような気もしますし。