天皇賞・秋はウオッカ自信の本命だったのですが、ダイワスカーレットは、故障で7ヶ月の休み明け、初の東京コースにもかかわらず、「この人気はありえんだろ、ナリタブライアンの二の舞になるに決まってる」と確信の無印だったんですよね。
本馬場入りのときに飛び跳ねているのを観て「しめしめ」と思い、道中もペースが速く、トーセンキャプテンに後ろにつけられて息が入りにくい展開。坂で外からウォッカとディープスカイが並んで上がってきたときには、「よし、この2頭で決まり!」のはずだったのに……
内外離れていながら、あそこから差し返してくるなんて、ダイワスカーレット強すぎ!競馬マンガかダビスタにしか、あの状況で伸びる馬なんていないよ……
馬券は大外れでしたが、凄いものを観せてもらったので納得。
でもほんと、ダイワスカーレット強すぎ!いまでも正直、故障休養明けであんな競馬をする馬、しかも牝馬がいるなんて信じられん……
ダイワスカーレットには、走るたびに「ありえないもの」を見せられる気がします。
「この距離は長い」「古馬には通用しないんじゃない?」「男馬相手に2500mは長いだろ」「休み明けだし、G1も勝ってる牡馬相手に良馬場だと厳しいんじゃない?」
こういう「危惧」のすべてを、「杞憂」に変えてきた馬。
馬券的には、今度こそ来ないだろ……えっ、来るの? この繰り返し。
さすがに今回は、「ダスカが負けるならここだ!」と確信してたんだけどねえ。
あっ、結局レースに勝ったのはウオッカみたいなんですけど。