琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

配偶者としてのビアンカとフローラ

ビアンカと結婚した場合
「だいたいお前はいつも『昔のあなたはもっと優しかったのに、謙虚だったのに……』って昔の話ばっかりしやがって、いまの俺はもう王様、それも偉大な王って世間では称えられているんだからさ、もっとこう俺のこと尊敬しろよ頼むから。せっかくここまで成功したのに、こんなに毎日毎日昔話と小言ばっかりじゃなんであんなに苦労してラスボス倒したのかわかんねえよ……」

フローラと結婚した場合
「君はいつも『あなたは凄い人、立派な人』って褒めてくれるけどさあ、僕だっていつも『偉大な王様』をやってるのはけっこう疲れるんだよ。公の場はしょうがないとしても、プライベートな時間まで『完璧な男』を求められたら息苦しくてやってられないよ。オナラくらいしたっていいじゃん。ちょっとばっかし酒飲みすぎてもいいじゃん、……って、そこで言い返さずにそんな悲しい顔して見つめられるのがまた気詰まりなんだよ本当にもう……」

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