琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

「神の子どもたちは、みな踊る」(村上春樹)

神の子どもたちはみな踊る (新潮文庫)

神の子どもたちはみな踊る (新潮文庫)


 村上さんの朝日新聞のエッセイに出てきたので思い出しました。初読の感想は、「なんだか静かで起伏のない話ばかりだな」というものだったような記憶がります(実は、あんまり記憶にない作品なんですよね。「約束された場所で」と勘違いしていたくらいで。
 でも、あのエッセイを読んで、もう一度読み返したくなってきたので、また読んでみようと思います。本当は、あの「平板さ」の中に、たくさんの「せめぎあい」があったのを、当時の僕は読みきれていなかったのかな。

他人との「距離」のとりかた

http://d.hatena.ne.jp/snow03/20050117#p2

 ああ、なんだかこういうのって僕も感じることがよくあります。なんだか、他人にうまく踏み込めない、馴れ馴れしくできない。
 そういえば、「どうして僕は友達が少ないんだろう?」と尋ねたら、「それは、あなたが友達を欲しいと思っていないからじゃない?」と言われたことがありました。他人が踏み込んでこないのは、自分が踏み込んでいかないから。

 でも、たぶんみんな多かれ少なかれ、そういう違和感ってあるんじゃないかなあ…と今は思っています。みんながそうだから仕方ない、と諦められるようなことでもないのだけれど。

「見えない」という思い込み

http://d.hatena.ne.jp/tokori/20050118#p2

 本当に勉強になる話です。すべて「自分を基準」に親切を押し付ける前に、相手が本当はどう考えているのか、しっかり聞いておくことって大事だなあ。
 そして、同じように「見えている」つもりでも、同じものを見ているとは限らないのかもしれませんね。

[医療?]男性指導医とローテーター女子の物語

http://d.hatena.ne.jp/putikko/20050113

 一般企業でも医療業界でも、こういうのって変わらないんでしょうね。女性にとっては、指導医というのは「断固拒絶!」し難い存在だけに、なかなかあしらうのも大変そうですけど。
 僕は以前、女性研修医の指導医が続いたことがあったのですが、あとで上司が「まあ、あいつなら安心だ。向こうも間違いを起こす気にならないだろうしな」と言っていたと聞いて、なんだかちょっと悲しかった記憶があります。「そんなところで安心しないでくれ!」とでも言いましょうか…

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