琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

ノーベル文学賞は、トルコの作家・オルハン・パムク氏(54)

http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20061013-103032.html

というわけで、村上春樹さんは今年は受賞できなかったのですけど、一ファンとしては、残念なのはもちろんなのですが、まあ、これで来年も楽しみができたな、とも感じています。まだ57歳なのだし、落選したというよりは、まだ村上さんの順番ではなかったのだ、と。でも、今回の受賞者のオルハン・パムクさんが、村上さんよりもさらに若いということにはちょっと驚きましたけど。
しかし、もし受賞していたらテレビのインタビューに答えたりしていたんでしょうか。授賞式ではどんなスピーチをするのだろうかとか、そういうことのほうが、むしろ楽しみだったんだけどなあ。

オルハン・パムク氏受賞についての、トルコでの反応

パムクさんキター!!(・∀・)(by ★紅茶の国的トルコデーロン生活。★)
http://d.hatena.ne.jp/piedpiper/20061012

パムクさんはバムクさんで、現地ではいろいろと物議を醸している作家みたいです。

トルコ国家の名誉を傷つけたかどうかで裁判沙汰になったりしてる

らしいですし。
うーん、しかしある程度「政治色」が強い作家のほうが、有利なのかなあ……
村上さんは、「文壇やマスコミに嫌われている」だけ(?)だからねえ。

グラミン銀行

http://www.ochanoma.info/sc_bank.html

本年度の「ノーベル平和賞」受賞者、ムハマド・ユヌスさんが創立した「貧しい人々のための銀行」の話。
「経済学」というのは、こんなにも多くの人を救えるのか、とあらためて考えさせられました。
大部分の貧しい人は、ほんの少しのお金が無いために「貧困」の無限ループにハマってしまっているのです。
しかし、日本人というのは、多かれ少なかれ、こういう「貧しい人々の労働」に恩恵を受けいているという面もあるのですよね。
僕は時々考えます。今ここでクーラーを3分止めたら知らない誰かの命が助かるとしたら、自分にそれができるだろうか?と。

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