琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

日経新春杯

1着 サクラセンチュリー
2着 マーブルチーフ
3着 ストラタジェム

 一番人気ナリタセンチュリーが、直線入り口でサクラセンチュリーに不利を受けたように見えて、ナリタから買っていた僕としては、大いに腹が立ったレースだったのですが、武豊騎手の日記http://take.nifty.com/diary/main.html#051161によると、サクラの佐藤哲三騎手のせいではない、ということでした。こういうところが、武さんが「大人」なところなのかもしれません。
 まあ、それにしても、内容的にも馬券的にもちょっと後味が悪い内容ではありました。中山は、いまさらシックスセンスが2着に来るしなあ…

 …しかし、「競馬」という競技の性質を考えれば、ここで武さんが佐藤哲騎手に対して「1番人気の馬を邪魔するんじゃねえ!」と毒づいたりしようものなら、「所属企業」であるJRA自体の信頼性にもさらに傷がつきますし、佐藤哲騎手だって心中穏やかではないでしょう。どうせ決まってしまった結果なら、「塩を送って」おけば、この先何かあったときに、佐藤哲騎手は「ちょっとだけ遠慮」してくれるかもしれないしね。
 悪口書いて反感買うより、「やっぱり武豊は人間できてるなあ…」と周りの騎手にも思わせておいたほうが、はるかに将来的にはプラスにはなりそうです。「武さんだから、競りかけるのやめとこう」とか「武さんだから、進路を譲っておこうかな」とかいうような「騎手同士の心理的な恩恵」もあるだろうし。
 どうせ武さんは、これからもたくさんいい馬に乗れるんだから。

 こういう「大人の手練手管」を、吉田騎手と後藤騎手も、少しくらい学んでみればいいのにねえ…

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