琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

8月9日、長崎原爆忌に寄せて


「♀つきなみ日記♀(8/9)」http://www.enpitu.ne.jp/usr1/bin/day?id=10246&pg=20040809


「うさたろう日記。はてな版(8/9)」http://d.hatena.ne.jp/usataro/20040809


1日遅れになってしまいましたが、今の日本(世界中?)では、「原爆」という人類史上最悪の悲劇すら、「残酷だ」とかいう理由でムリに忘れ去られようとしています。「残酷」だからこそ、忘れてはならないはずなのに。
原爆について、軍事評論家みたいに語る前に、広島か長崎の資料館に行って残された遺物や写真を見てもらいたい。僕はそう思います。
僕が子供だった20年前より、原爆のリアリティは、確実に薄れてきている印象があって、僕はそれが怖くてならないのです。

http://www.enpitu.ne.jp/usr6/bin/day?id=68818&pg=20030809

↑は、僕が去年の8月9日に書いたものです。たぶん今はこれ以上のものは書けないと思います。そして、たぶん自分が年をとるにつれ、こういう問題に対する「危機感」みたいなのは薄れていっているような気がしているのです。

「戦争」という記憶


 村上春樹さんの本で、オーストラリアは日本と戦争をしていたことがある、という事実を知りました。それも、太平洋戦争時には、日本軍がオーストラリアの都市を空爆したり、捕虜収容所で8000人のオーストラリア軍の兵士が命を落としたのだとか。
「それが戦争というものだ」というのは、確かにその通りなのだけど、笑顔で日本語を使いこなすオーストラリアの若者の屈託のなさそうな笑顔の裏には、そういう記憶が影を落としていないのだろうかと、一抹の不安も感じてはいたのです。
日本でテレビ点けたら、アジアカップで中国のサポーターが大暴れしてるしなあ…

「おひさしぶり」間隔


6日というのは、僕としてはかなり「おひさしぶり」な感じなのですが、世間的にはいかがなものなのでしょうか。
朝刊が一週間ぶりに配られれば「あれ?」と思うでしょうし、月刊誌が毎週発売されれば「もう?」と思うのと一緒で、日頃の更新頻度からすれば、「けっこう開いたかな」と自分では思っているのですが。
でもまあ、あんまり気にしないでください。
僕もいちいち考えないことにします。

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