琥珀色の戯言

3000冊以上の【書評】と500作以上の【映画感想】を、ちゃんと読んで、観て書いてきたブログです。話題になったあの本や映画の感想が、たぶんあります。新書、ノンフィクション、インターネット関連本が多め。

時代による「サイトの成功」の変遷

http://www.geocities.co.jp/HiTeens-Penguin/4875/katari177.html

僕が最初にサイトを作ったのって、今から5年くらい前なのですが、当時何かの本で読んだ話では、
(ちなみに、当時のことは、http://d.hatena.ne.jp/fujipon/20031013#p1に書いています)

 個人サイトは1日30アクセス、1ヶ月間で1000アクセスあれば成功

という定義があったような記憶があります。本当に「来てくれる人を1日10人から20人にするのが難しい時代」ではありました。
僕はこの数年間は、「新規参入」したことがないのでなんとも言えない面はあるのですが、確かに今のブログ時代では、「キーワードリンク」とか「関連した話題の日記」なんていうシステムがあるので、多少なりとも世間的に注目されていそうなことを書けば、「1日30アクセス」くらいはそんなに難しくないような気がします。
ただ、逆に「消耗されるスピード」が早くなってしまっているような印象はありますし、ニュースサイトなどに取り上げられる場合には、「独立したブログなのに、大手ニュースサイトの1エントリーとして読み捨てられる」という状況が進んできているような感じもするのです。
そして、そうやって取り上げられ、一挙に訪問者数がアップしたブログでも、波が去ってしまえば、また1日来訪者が10人とか、そういう閑古鳥ブログに逆戻り。まるで、人気グルメ番組に取り上げられた店のような栄枯盛衰パターン。
「1日1000アクセス」なんて、正直、いまゼロからはじめるとしたら、どうやっていいのか皆目見当もつきません。
昔みたいな「相互リンク文化」もなく、「掲示板」も廃れ、「ランキング」を利用している人は、ランキング参加者のみ。
芸能人・有名人か、人気サイトにコメント欄かトラックバックでケンカを売りまくるか、ヤフーに登録でもしてもらわないと、「自分の世界をつくっている1日1000アクセス」を達成するのは不可能(そして、それを維持していくのは、さらに困難)ではないかと思うのですよね。

ちなみに僕は、現時点では、サイトの「成功の定義」を
http://d.hatena.ne.jp/fujipon/20051019#p1
↑のように考えています。
もう、数字で評価する時代そのものが終焉しつつあるのではないかなあ、と。
むしろ、これからは、大手はもっと大きくなっていく一方で、「同じベクトルを向いている人たちを、さらに親密にするためのツール」として、「交換日記化」していくものが増えていくのではないかと予想しているのです(まさに「SNS化」ですよね)。

しかし、個人サイトっていうのは、本当に激烈な変遷を遂げていますよね。
「本」という媒体が世に出てから、「読みたい本をナビゲートするための本」である「本の雑誌」とか「ダ・ヴィンチ」が出るまでに必要とされた時間と比較すると、ネットというのは、まさに「一瞬のあいだ」に、そこまで辿り着いてしまっているのですから。

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