琥珀色の戯言

3000冊以上の【書評】と500作以上の【映画感想】を、ちゃんと読んで、観て書いてきたブログです。話題になったあの本や映画の感想が、たぶんあります。新書、ノンフィクション、インターネット関連本が多め。

「好きな作家は?」と聞かれた時には

http://d.hatena.ne.jp/sho_ta/20070316#1174020957

非常に興味深いエントリです。
たぶん、TPOというか、面接であれば、その会社の社風というようなものもかかわってきそうなのです。マスコミや出版社などであれば、「好きな作家は?」「村上春樹です」なんて答えたら、あまりにメジャーすぎてバカにされたりしそうだし。でも、「なんで村上春樹が好きなの?」って聞かれたら、けっこう説明するのが難しい作家なのかな、とも思います。
あと、村上春樹さんや柳美里さんはアンチの人もけっこういそうなので、面接的には意外と危険かもしれません。
僕の偏見かもしれませんが、村上春樹好きって、あんまり共同作業には向いてないような気がするし(自分のペースでできる仕事に関しては、ものすごくデキる人が多いのだけれども)。

僕が考えた、「好きな作家は?」と聞かれた時に名前を挙げると好感度が高そうな作家を挙げておきます。

(1)中島らも なんとなく、中島らもを読んでいる人って「頭がやわらかそうな人」って感じがしませんか?大部分の人は「明るい悩み相談室」くらいでしか知らないでしょうし。

ガダラの豚〈1〉 (集英社文庫)

ガダラの豚〈1〉 (集英社文庫)


(2)瀬尾まいこ
 真面目で温かい印象。作家としては「殻を破れていない」感じで僕にとってはもどかしい作家さんなのですが、この人の作品を読んで感動できるような人は、善男善女という気がします。堅めの職種の面接ではとくに印象良さそう。って、相手が御高齢だと知らない可能性大かも。

幸福な食卓

幸福な食卓


(3)恩田陸
 とりあえず『夜のピクニック』を押さえておきましょう。いわゆる「青春小説」ってやつを挙げておけば、相手は感心はしなくても、とりあえず無害な人として認識してくれるはずです。ただし、相手が恩田さんの作品に詳しい人の場合は、かえって危険な可能性もありますが。

夜のピクニック (新潮文庫)

夜のピクニック (新潮文庫)


(4)宮城谷昌光
 僕は最近つくづく思うのですが、企業のそこそこ偉い50代〜60代の人って、本当に中国好き、中国史好きの人が多い。とりあえず『太公望』とか読んでおいて、「中国の歴史からは学ぶべき先人の知恵が多いです」とか言っておけば無難そう。

王家の風日

王家の風日


(5)伊坂幸太郎
 ……あたりはどうなのかな。単純に「そんな人知らん」とか言われてしまうのだろうか。でも、日頃あまり本を読まない人に「オススメの作家は?」と問われたときには重宝する人ではあります。

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)


(6)西原理恵子
 が「好きな作家」として面接で通用する時代が、すぐそこまで来ているような気がします。

毎日かあさん カニ母編

毎日かあさん カニ母編


 最後のほうは収拾がつかなくなってしまいましたが、正直、相手が男で40代以上であれば、「日頃あんまり本は読まないんですけど『東京タワー』には感動しました!」とか言っておけばいいんじゃないかな、とも思います。あれは最強。

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