琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

それはパパにもわからない(1)

昨日の夜、いままさに寝付こうとしている息子に「おはなし」をしていたのです。
「世間でやっているという、親らしい行為にチャレンジしてみよう」と。
お話は、定番の『ももたろう』。
大人感覚で、「いまさら、『ももたろう』じゃあ、つまんないんじゃないか」と予想していたのですが、けっこう食いつきがよくて驚いてしまいました。
「川から桃が、『どんぶらこ どんぶらこ』と流れてきました」の「どんぶらこ」の部分などは大好評。
喋っていても、こういう言い回しって、けっこう楽しくなってくるものですね。

それで、昨夜は「おばあさんが大きな桃を家に持って帰ってきて、スパッと切ろうとしたところ、桃がパカッと割れて、中から元気な男の子が『オギャアー』っと出てきました」というところまで話したのですけど、それを聞いた息子がずっと、「どうして桃の中に男の子が入っていたの?」と訊いてきて困ってしまいました。
確かに、それは謎だ……
いや、「それはそういうもの」というか、そこに疑問を持っては、このお話は成立しないわけで……
これ、どう説明したら良いのでしょうか?

子どもが疑問に持つポイントっていうのは、本当に面白いというか、いままで自分がそれを無条件に受け入れていたということに、あらためて気づかされるものですね。

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