琥珀色の戯言

3000冊以上の【書評】と500作以上の【映画感想】を、ちゃんと読んで、観て書いてきたブログです。話題になったあの本や映画の感想が、たぶんあります。新書、ノンフィクション、インターネット関連本が多め。

アレキサンダー

http://www.herald.co.jp/official/alexander/index.shtml

オリバー・ストーン監督、コリン・ファレル主演の歴史超大作らしいです。

 父王が暗殺され、若くして小国マケドニアの王となったのちにわずか32年の生涯でエジプトからインドの東までにわたる世界帝国を築き上げたアレキサンダー大王の物語。「長くて重いけど、いい映画」という評が多いようです(日本では2月5日公開)
 史劇大好きの僕にとっては、楽しみな映画。

 ところで、アレキサンダー大王といえば、一代で世界帝国を築いた大英雄なわけですが、昨日ふと、世界史上でいちばんの英雄というのは誰なのだろうか、と考えてみたのです。西洋で「厳しい状況から成り上がった人」といえば、このアレキサンダーのほかには、ナポレオンと(「英雄」というのは問題がありすぎますが)ヒトラーくらいのものでしょうか。西洋社会というのは、「多かれ少なかれ王家ゆかりの人」でないと、権力の頂点に立つのは、なかなか難しい社会だったような感じです。
 東洋では、田舎の亭長(村長クラス?)から皇帝になった、漢の高祖劉邦や、食うや食わずの僧侶であった明の太祖洪武帝といったところが、成り上がり組の代表格でしょう。そうそう、モンゴル帝国の開祖チンギス・ハンも、一応「族長の息子」というスタートラインではあったものの、小さいころに父親を亡くし、何度も身ひとつで逃れたりするシーンがありますから、「成り上がり組」と言ってもいいでしょう。
 日本では、こういう話は豊臣秀吉に尽きる、という感じなのですが。

 それにしても、こうやって考えると、家柄も財産もないところから「成り上がる」というのは至難のワザで、田中角栄さんを「小学校しか出ていないのに、総理大臣になった」という理由で評価している人がけっこう多い理由もわかります。

 ところで、アレキサンダー大王の生涯を調べていて思ったのですが、「銀河英雄伝説」のラインハルトのモデルって、アレキサンダー大王だよね(どこかで、そんなインタビューを読んだ記憶もあるし)。

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