琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

「自分と似た人のサイト」の主観と客観

http://www.enpitu.ne.jp/usr9/bin/day?id=94110&pg=20040925


 ↑Reikoさんと、すずきさん(http://mini-zakka.com/cgi-bin/daynotes/days.cgi)のサイトの双方を比較的長い間読んでいる僕としては、Reikoさんが「自分に似ている人」として、すずきさんの名前を挙げたのは、ちょっと意外でした。どちらかというとキャリア志向というか、生活感をみせない仕事の話がメインで、「迷っている姿が想像しにくい」Reikoさんが、比較的率直に「迷っている自分」をクリアな文章にしてさらけだしていることが多いすずきさんに対して「似ている」という感情を抱いているというのは、正直「えっ、そうなの?」という感じで。確かに、お二人とも「真面目な人」という印象はありますが。
 WEB日記というのは、その人のほんの一部分だけを切り取ったものなのだと、あらためて思います。僕の読み違いなのかもしれませんが、おそらくReikoさんの「日記にはあまり書かない一面」が、すずきさんと共振しているのでしょう。
 僕も日記を読んでいて、たまに「この人は自分と似ているなあ」と思うことがあります。でも、日記に書かれていることって、所詮その人の「一面」でしかないんですよね。だから、「そこに書いていること=人格」と決め付けるのは、危険なことなのかもしれません。好きな食べ物が一緒だからといって、友達になれるとは限らないのと同じことで。
 とはいえ、「書いてないことはわからない」のも事実ですし、難しいところ。

 たぶん今夜も、いろんなところで自分の一面が、自分でも意図していないようなものも含めて共感されたり反感を買ったりしているのかと思うと、不思議な気分にもなるのです。

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