http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=61442&log=20050311
実際に岡部さんに接し、酒席もともにされたことがある記者の方の日記。
【宴席をともにする機会も何度かあった。とにかく、一途に馬のことを考えている人だという印象しか残っていない。ちょっと悪く言えば、馬以外に話題がないのかと思えるほどである。】という記述を読みながら、「馬のことばかりを考えていた名手」の実像を想像しました。僕は正直、宴席でも仕事の話しかしない人というのを、なんだか人間的に「狭い」人だなあ、と思うことが多くて(医者にはとくに、酔っぱらって「理想の医者像」なんてのを語りまくる人がたくさんいて、しかもそういう人たちには、傍からみると「お前のどの口が、そんな偉そうなことを他人に言わせるんじゃ!」と思うような医者もけっこういるので)、僕自身もそういう席ではなるべく仕事の話をしないように心がけていたつもりだったのですが、考えてみれば、そこまで熱く語れるほどの熱意を自分の仕事に対して持っていないというのは、悲しむべきことなのかもしれません。