琥珀色の戯言

3000冊以上の【書評】と500作以上の【映画感想】を、ちゃんと読んで、観て書いてきたブログです。話題になったあの本や映画の感想が、たぶんあります。新書、ノンフィクション、インターネット関連本が多め。

桜庭和志、散る

「桜庭は絶好調です!」って、膝にサポーターしてたしなあ…
 今日の桜庭を見ていると、正直、もう限界かな、という感じだった。
 とくに、ああいうふうに眼をやられてしまうと、スポーツ選手にとっては、他の骨とか関節とかをやられる以上にダメージを引きずるとこが多いし。
 今は巨人にいる江藤も、デッドボールで眼窩底骨折をして以降、それまでより打てなくなったし、ボブ・サップが転落していったのも、ミルコに眼窩底を折られてからだ。ああいう複視の体験というのは「視えなくなったらどうしよう…」という恐怖感を増すものだろうし、何より、動体視力の低下というのは、スポーツ選手にとっては厳しいはず。
 そういえば、外科の偉い先生が、「外科医としての手術場での自分の限界を感じたのは、手が動かなくなるより、細かいものが視えなくなることによってだった」と仰っていた。
 僕は思うのだけれど、確かに人は挫折を乗り越えれば精神的に強くなれるのだと思う。ただし、その一方で、臆病になっていくのも事実だ。
 本当は、挫折なんてものがあることも知らないまま突っ走っていけるヤツのほうが、挫折を乗り越えてきたヤツよりも強いのではないか、と思うこともある。

 それにしても、この試合、ここまで続ける必要があったのか?

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