琥珀色の戯言

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第135回芥川賞・直木賞決まる

http://www.asahi.com/culture/update/0713/021.html

何に驚いたかって、伊藤たかみさんが男性であったということと、角田光代さんと結婚されていたということにです。
名前だけで女性だとばかり思っていました。
ちなみに、夫婦とも直木賞受賞というのは、小池真理子さんと藤田宜永さんの御夫婦がいらっしゃいます。
文藝春秋縛り」なんてことも言われていますが、芥川賞はさておき、直木賞は、森絵都さんは有力視されていたものの、まさか三浦しをんさんが受賞してしまうとは。「えっ、もうあげちゃうの?」と驚いてしまいました。僕は三浦さんの作品もいわゆる「現代の文系女子」的なキャラクターも好きなんですけど、なんだか最近川上弘美さんとキャラがかぶってしょうがないのですよね。
それにしても、2作授賞なら、今回じゃなくても、もっとあげておくべき作家・作品が……芥川賞直木賞というのは、「作品というより、作家にあげる賞」という印象が、さらに強くなりました。
そして、やっぱり営業的(文藝春秋的に?)に「売りたい作家」「売れる作家」にシフトしていっていますよね。
正直、伊坂さんあたりは、毎回話題づくりのためにノミネートしているのではないかとさえ思えてきました。
「今度こそ伊坂か!」なんて。直木賞界のステイゴールド化してるよなあ、ああ、また2着!

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