うなぎの丸かじり ☆☆☆

うなぎの丸かじり (丸かじりシリーズ (25))

僕は東海林さんの「丸かじり」シリーズは、とりあえず見つけたら買って読んでいる、という感じの読者なのです。タイトルだけでは区別がつかなくなってきて、ときどき、「これ前に読んだな」ということも多いのですけど。でも、前に読んでいてもそれなりに面白いというのは、やっぱり凄いことだと思います。当直中に４０分くらいで１冊読んでしまいましたが、気分転換に読もうと思えばさらっと読み流せるし、深く読みこもうとすれば、食感とか味に対する絶妙の表現をじっくりと愉しむこともできますしね。ある種「マンネリ」であることは否めないのですが、ここまでくれば、もう、「定番」としか言いようがありません。
ちなみに、

　アメリカンドッグはアメリカから渡来したわけだが、では現地では何という名前かというと、コーンドッグというのだそうです。

というような知識がさりげなく出てくるのも魅力です。まあ、これを知っていたからといって、僕がアメリカで「コーンドッグ」を食べる機会に恵まれるかどうかはさておき。