琥珀色の戯言

3000冊以上の【書評】と500作以上の【映画感想】を、ちゃんと読んで、観て書いてきたブログです。話題になったあの本や映画の感想が、たぶんあります。新書、ノンフィクション、インターネット関連本が多め。

「ヨドバシカメラ配送料問題」について


この一言で配送料はタダになる@ヨドバシカメラ - iGirl

ヤマダ電機とid:asami81氏の違いを知りたい

↑の2つのエントリを読んだのですが、まあ、ヨドバシだってそのくらいは「想定内」なのではないか、とも思うんですよね。本当に屋台骨が傾くような値引き要求だったら、当然拒否するはずですし。いろんな要素をひっくるめて、「その値段でここで買ってもらったほうがこの店(あるいはこの店員さん)にとってプラス」だと判断したからこそ売ったのでしょうから。
店員さんの対応を読んでいると、これは、接客マニュアルみたいなものの中に含まれているくらいの「顧客からの要求の一例」の可能性が高いです。そもそも、あまりに無体な値引き要求であれば、現場の一店員レベルの即決ではなくて、上司にお伺いを立てたりしたでしょうし。
ただし、こうしてネットで話題になることによってみんなが真似するようになると、かなりの損失になるはずなので、今後、ヨドバシとしてもそれなりに「対応策」を考えざるをえなくなるでしょうね。そういう意味では、世間話レベルで「聞いて聞いて!」って書いてしまったブロガーさんは、ちょっと損してしまったかもしれません。
でも、この内容でこんなに批判されるんだから、ネットって怖い!

この2つのエントリとそれにつけられたコメントを読んでみると、顧客にとっていちばん金銭的に得なのは、「実際の店舗で商品をしっかりと見て選んで、ネットで買う」ことだと思われます。ネットで商品を買うことの最大のメリットは「価格」と「店に出向く必要がない」ことで、店舗で買うことのメリットは「実物を自分で確かめられる」ことですから。
ちょっとめんどくさいし、その場で商品を持って帰れないのは残念ですけど。

しかし、みんながそんなふうにするようになると、リアル店舗は「単なるショウルーム」になってしまうんですよね。お客はただ「見にくるだけ」で、商品はサッパリ売れなくなってしまいます。となると、リアル店舗はバタバタと潰れていく、と。
通販で買うのは、クレジットカードのセキュリティとか、配達されてくるときに家にいなくちゃいけないとか、時間がかかるとかのデメリットもあるので、そう簡単にリアル店舗が終わってしまうことはないと思いますが、ヨドバシあたりは、「万が一リアル店舗が難しい時代になっても、ネット販売で生き残れるように手は打っとこう」と考えていて、そのための布石は打っていそうです。
個人的には、「ネットを使いこなせる若い世代の情報強者」に有利で、年金生活の高齢者からは抜け目無く配送料ゲット、みたいなのは、あんまり美しくないなあ、とは思うんですけどね。まあ、たくさん買ってくれそうな人に、よりサービスしといたほうが戦略的には正しいのか……


……というようなことを書いていたら、
ヨドバシの価値とサービスについて - iGirl
↑でしっかりフォローされていたみたいです。

それにしても、「ヨドバシでちょっと聞いてみたら安く買えてラッキー!」というのをニコニコしながらブログに公開しただけで、こんなにいろいろ言われるとは、アルファブロガーって大変だよなあ……

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