琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

ソルト ☆☆☆


アメリカCIA 本部。
ロシアからの謎の密告者が捕えられ、衝撃的な告白を始める。
大統領を暗殺するために、ロシアからスパイが送り込まれると。
その名はソルト。
それは彼の尋問を担当していたCIA女性職員の名前だった。
「これは誰かの罠よ。夫に会わせて!」と懇願するも、同僚であるCIAから追われる身となった彼女は、金髪を黒髪に染めて変装しながら逃亡する。
翌日、厳重な警備の中、アメリカ副大統領の葬儀会場に現れたソルトは、いとも簡単に捕まるが、何かがおかしい・・・。
彼女の正体は?そして、真相は?



内容(「キネマ旬報社」データベースより)
アンジェリーナ・ジョリー主演で贈るスパイアクション。ロシアからやって来た謎の男の告発によって、ロシア大統領暗殺を企てる内部スパイの疑いを掛けられたCIA分析官・ソルトは、自らの嫌疑を晴らそうと逃亡を図るが…。

アンジェリーナ・ジョリー大活躍のスパイ・アクション。
というか、それ以上でも、それ以下でもない感じです。
二転、三転するストーリーとソルトの正体も、100分という時間にまとめる必要があるためか、「アクションシーンの合間に、なんかよくわからんなー、と思っているうちに終わってしまう、『どんでん返しのためのどんでん返し』のストーリー」といった感じです。
じゃあ、ものすごくつまらないのか?と問われると、100分で観られるアクション映画としては、絶望的なほど酷くはない。
アンジェリーナ・ジョリーのファンにとっては、それなりに楽しめるのではないかと思います。
たぶん、「アンジーの見せ場たっぷりのアクション映画をつくろう」というコンセプトの映画なのでしょうし、それは、ある程度達成されています。

でもまあ、アンジェリーナ・ジョリーのファンでも、スパイ・アクション好きでもない僕にとっては、「なんか古くさいスパイ映画に有名女優が出ているだけの映画だな」というのが、率直な感想です。
気分転換には悪くない映画だとは思うのだけど。100分で終わるし。

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