琥珀色の戯言

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「ある有名バンドのリーダー」の背信

「月刊psiko」2006年2月号の香山リカさんのコラムに、こんな話が。
【今から20年ほど前、ある有名バンドのリーダーはラジオの生番組で「○○さんと結婚するんですか?」と同じバンドの女性メンバーとの仲を尋ねられ、「しませんよ」と即答。同じスタジオにいた女性は泣き出してしまったが、彼は番組中に発言を訂正することはなかった。その後、ふたりはめでたく結婚したのだが、彼もまた、ファンや周囲の人たちから「バンド内で交際しながら音楽活動するナンパなやつ」と見られなくなかったのではないか。ふたつのバンド内やバンド間の男女がかなりおおっぴらに恋愛したり失恋したりする超人気マンガ『NANA』とは、なんとかけ離れた感覚なのだろう。】

 僕の知るかぎり、この「有名バンド」はサザンオールスターズで、この「リーダー」は桑田佳祐さんだと思うのですが、桑田さんが原由子さんと結婚されたのは、調べてみたら1982年ですから、「20年ほど前」と言うには、ちょっと古い話のような気がします。でも、他に思いつく人っていないのですよね。globeは、逆に最近すぎるし。この話、逆にラジオの生放送でいきなり「結婚宣言」とかできないだろう、と思うし、泣かれたって、訂正するわけにもいかないのでしょうけど。『NANA』だって、「おおっぴらにつきあっている」のはステージ外での話だしね。
 この話、今の20歳くらいの人が読んだら、「このリーダーって酷い!」と思うのだろうか?
 しかしながら、これがサザンオールスターズの話であるならば、「生放送中に泣き出してしまった原由子さんの純情」に、僕はなんだかすごく心打たれてしまったのです。

 誰かこの話の詳細、ご存知ではないでしょうか?僕の知らないバンドの人なのかな…

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