琥珀色の戯言

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アイアンマン ☆☆☆☆


映画『アイアンマン』公式サイト

あらすじ: 億万長者で天才発明家の軍需産業会社社長トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、視察に訪れた軍のキャンプでテロリストの奇襲に遭い、胸を負傷してしまう。やがて自分の会社の兵器がテロリストに悪用されている衝撃の事実を知ったトニーは、自ら戦闘用のスーツを作り、“アイアンマン”となってテロリストに闘いを挑む。(シネマトゥデイ

ああ、僕も大金持ちで天才発明家の社長になりたい!
でも、金も才能もいらないから、ペッパーさんのような秘書さえいればいい!!
僕はもう、ツンデレ秘書ペッパーさんに萌え萌えですよ本当に。
美しくて仕事もできて、トニー・スタークのことが大好きなのに憎まれ口ばかり叩いているペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロー)さんのおかげで、僕にとってはすごく愉しめた映画でした。

正直、この映画のイデオロギーにはビタイチ共感できなくて、「自分の会社の兵器がテロリストに悪用されている」ってそんなの知らないわけねえだろトニー・スターク!と言いたくもなりますし、結局、「アイアンマン」というのは、「より強い兵器による安全保障」ですから、今までと何が違うんだ?とか考えてしまうわけですよ、「平和憲法」の下で生きてきた日本人である僕としては。
いや、この映画での「メカ描写へのこだわり」には、男心がくすぐられるのは事実だし、空を飛んでいるシーンとか本当に気持ち良さそうだし、『バットマン』のような「自分がやっていること、やろうとしていることへの苦悩」が少なく、「わかりやすいアメリカン・ヒーローもの」としてはすごく楽しいんですよ。
ペッパーさんのおかげで「ラブコメ的な観かた」もできますし。

しかし、世界観、というか、「大金持ちの天才が無敵のメカと美人秘書を操って正義のために戦う!」という設定に対して、アメリカ人は「いまの自分と比べて、なんか嫌になっちゃう感じ」って無いのかなあ。
『スーパーマン』『ファンタスティック・フォー』は、「マイノリティの映画」で、『バットマン』『アイアンマン』は「昔ワルだった天才大金持ち」が主人公。僕が知る限りでは、『スパイダーマン』くらいですよね、「普通の人」がヒーローになる映画って。
「大金持ちが金を湯水のように使ってスーパーヒーローになる」というのは、「貧乏人が偶然スーパーヒーローになる」というよりは、はるかに「リアリティ」はあると思うんだけど、それってあまりに「夢」が無いような……
アメリカ人よ、それでいいのか?

メカ好き、ツンデレ秘書好きにはオススメの映画です。
あんまり細かいこと考えずに観れば、いい気分転換になりますよ。

金曜日のレイトショーで、お客さんは十数人。予想よりお客さんがいたな、という感じでした。

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