琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

ジダン!!

http://germany2006.nikkansports.com/news/f-sc-tp3-20060628-0020.html

この試合、気になりつつも日本では早朝ということもあってリアルタイムでは観られなかったのですが、予選の戦いぶりからすると、「これがジダンの最後の試合になるんだろうなあ……」と予想していました。圧勝続きのスペインに比べて、フランスは、なんとか最後に決勝トーナメントに滑り込んだという感じでしたし。それでも、ジダンが出場停止のまま引退しなくてよかったなあ、とか、そういうレベルの「期待度」でしかなくて。
僕はそんなにサッカーに詳しいわけでもないのですが、そんな僕でも80年代がマラドーナの時代だったという記憶はありますし、90年代(というよりは、90年代後半〜21世紀のはじめ、かな)は、間違いなく、ジダンの時代だったと思います。サッカーなんて興味ないよ、とそっぽを向いていたはずのフランス国民が優勝パレードで熱狂的に選手達を讃えていた映像は、とても印象的なものでした。
ジダンは明らかに衰えてきているし、ワールドカップを「負けたら即引退スペシャル」みたいにするのはどうか、という気もしなくはないのですが、ここでちゃんと見せ場を作ってみせるというのは、やはり、ただのスターではない、スーパースターというのは違うものなのだなあ、と思い知らされたような気分です。
しかし、スペインは今回はあんなに強い試合を続けてきたのだし、21世紀にずっとジダンと共にあったのはスペインのレアル・マドリードでもありましたから、スペインの人たちにとっては、まさに「複雑」としか言いようのない結果ではあったのかもしれませんね。
次はブラジル戦。さすがにブラジル相手では…とも思うし、ここでジダンのフランスが優勝したりするのは、時代を逆行させることになるかもしれないような気もするのですが、それでも、フランスを、ジダンを応援せずにはいられません。

それにしても、やっぱり「スーパースター」って凄い!!

アクセスカウンター