琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

皇帝ミハエル・シューマッハ、引退表明

http://www.nikkansports.com/sports/motor/f-sp-tp2-20060911-88353.html

 事前の動きから、今日この発表が行われることは覚悟していたのだけれど、なんだかあの会見でのあまりにも澄み切った表情のシューマッハを観ていたら、涙が出てきてしょうがなかったのです。僕は全然シューマッハのファンじゃなかったし、むしろ、あまりに強すぎる皇帝が嫌いだったはずなのに……
 シューマッハが家族に感謝を述べているところで、そういえばお母さんが亡くなられたときもレースに出ていたんだよなあ……なんてことを思い出したりしてまたしんみりとしてしまったし。シューマッハは、僕にとっても好きとか嫌いとかの次元を超えた、1つの「時代」だったのです。今日のあの表情は、たぶんずっと忘れられません。こんな日にちゃんと勝ってしまうのもまた、シューマッハらしいや。
 正直、もうタイトルなんかどうでもいいから、あと3戦、とにかく無事に走りきってほしいです。
 引退レースがセナの母国・ブラジルGPというのも、不思議な因縁。

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060911k0000m050067000c.html
毎日新聞の「シューマッハ引退」の速報。アロンソのコメントに注目。なんか皮肉っぽい……

アクセスカウンター