琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

「終業式」(姫野カオルコ・角川文庫)

ちょっと女子高生の言葉遣いとか気になる人はいるかもしれないけど、僕は凄い傑作だと思います。客観が介在しない、複数の人間の「主観」だけによる多角的な視点から浮き彫りにされる、人と人とのすれ違い。読後感も素晴らしいので、ちょうど終業式の時期ですしぜひ。

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