琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

誰がそのスイッチを押すのか?

http://d.hatena.ne.jp/CROCODILETEAR/20050112#p1

 確かにその通りだと思うし、自分が望む人に引導を渡してもらえれば、それは「幸せな死」なのだろう。ただ、その「愛する人に引導を渡した側」(ボタンを押す側)にとっては、「自分がそのボタンを押して『殺した』」というのが、ずっと心残りになることもあるような気がします。「もう助からないし、苦しんでいるから」と理屈としてはわかっていても、実際に自分がボタンを押した後に呼吸が止まり、心電図が平坦になっていくのを目の当たりにすれば、多少なりとも「後悔」とか「これで良かったのだろうか…」と考えるのではないかなあ。
 そういう意味では、「医者がやったほうがいい場合もある」のかもしれませんね。

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