琥珀色の戯言

3000冊以上の【書評】と500作以上の【映画感想】を、ちゃんと読んで、観て書いてきたブログです。話題になったあの本や映画の感想が、たぶんあります。新書、ノンフィクション、インターネット関連本が多め。

ダ・ヴィンチ・コード

http://www.sonypictures.jp/movies/thedavincicode/

昨日観てきたのですが、一言で感想を言うと、「面白かったし、いいんじゃない?」という感じでしょうか。僕は原作未読なのですが、それでも十分エンターテインメントとして楽しめました。いやまあ、逆に宗教的なこだわりの無い日本人である僕のほうが、どうしてもいろいろ考えてしまうキリスト教徒の人々よりも、面白がれるのかもしれません。
http://www.enpitu.ne.jp/usr6/bin/day?id=60769&pg=20060611
僕は事前に、↑の「シオン修道会の真実」の話を読んでいたので、そういう点では、「もうこれはトンデモだから」と思いながら観ていましたので、そういう「宗教的謎解き」に関しては眉びしょ濡れ状態ではあったわけですが。

率直に言うと、僕にはこの映画『ダ・ヴィンチ・コード』って、「金と時間としっかりかけて、キャストを豪華にして丁寧に作った『ナショナル・トレジャー』」としか思えないんですよね。でも、僕はあの『ナショナル・トレジャー』の面白ければいいだろ、というような割り切りっぷりがけっこう好きだったので、この『ダ・ヴィンチ・コード』も好きです。というか、娯楽映画としては、非常によくできていると思います。ルーブル美術館をはじめとした、ヨーロッパの名所・史跡を観光している気分にもなれますし、ソフィー役のオドレイ・トトゥさんは美しいです(しかし、32歳の設定らしいけど、そうは見えん……)。ああ、それにしても、ルーブル美術館、この映画のことはさておき、一度は行ってみたいなあ。

以下ネタバレです。

 まあ、いくつか難点を挙げるとすれば、やっぱり場面転換が急すぎるのと、キャラクターが、結末に向かってあまりにもご都合主義的に登場してくるところ、そして、ジャン・レノがせっかく出ているのに、あの役はちょっと見せ場なさすぎなんじゃないか、とかいろいろあるのはあるんですけど、それでも、歴史ミステリー風味の宝探し映画と割り切って観れば、けっこう面白いと思いますよ。ほんと、映像、とくに美術館とか史跡の映像はすごく綺麗だし。もちろん、真面目なキリスト教徒にとっては、「なんだこれは!」と思うこと請け合いの内容ではあるんでしょうけどねえ。あと、ラングドンのプレゼンは、画面の切り替えが早すぎです。観ている人は疲れそう。

 http://movie.maeda-y.com/movie/00726.htm
「超映画批評」さんでは、「20点」なんていう点数がつけられていますが、歴史、遺跡、美術館、トム・ハンクスオドレイ・トトゥのいずれかが好きな人にとっては、かなり楽しめる映画だと思うんですけどねえ。

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