- 出版社/メーカー: バンダイナムコゲームス
- 発売日: 2011/05/26
- メディア: Video Game
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Amazon.co.jp商品紹介
物語にひそむ多くの謎と、隠された真実の恋、
この物語は、あなたが解く。
ドラマチック謎解きミステリーが登場!■冒険ミステリーによるストーリーと謎解きの一体感、さわって動かし謎をとく!
本作は独創的な仕掛けや暗号に隠された謎の解明に挑む、謎解きアドベンチャーゲームです。
冒険の中で発見する仕掛けや暗号が謎解きとして登場するので、物語とナゾトキが一体で楽しめます。
また、DSならではのギミック性の高い謎が数多く登場し、プレイヤーの知的好奇心を刺激します。
『レイトン教授』シリーズ好きの僕としては、『レイトン教授』シリーズの最新作は3DS用になってしまったので、二番煎じでもいいや、と思いつつ購入しました。
声優として、玉木宏さんや水川あさみさんが出ている(TVドラマ版の『のだめカンタービレ』か?)、という、かなり豪華なキャスティングも『レイトン教授』を意識しているようです。
しかしながら、ゲームそのもののストーリーは、起伏や意外性に乏しいというか、そういう要素がほとんどなく、一本道を進んでいくと、勝手に終わっていくという感じでした。
ちょっと物足りないのだけれど、だからといって、本編クリア後に「おまけパズル」をざわざわ解こうという気分にはなれなかったんですよね。
このゲーム、立体パズルが多いのが、大きな特徴です。
これがまたかなり難しいんですよ。
ニンテンドーDSの操作性も良いとはいえないし、僕も空間認知系の問題はあまり得意じゃないし。
「空間認知系パズル」が得意な人は、本当に頭が良い人なんだろうなあ、という気がします。
あとは、古典的なパズルの割合が高い。
『レイトン教授』シリーズにみられたような「ひらめき一発で3秒クリア!」みたいな、「これを思いついた自分、すごい!」といい気分になれる問題はほとんどありません。
正直、「古典的な、地道に組み立てていくようなパズル」ばかりが続くと、かなり疲れますし、問題そのものもけっこう難しい。
このゲームには、3段階の「ヒント機能」があって(これも『レイトン』そっくり!)、それでも解けなければ、「仲間が勝手に問題を解いてくれるシステム」まで搭載されています。ヒントも、「ほとんど答えそのもの」まで教えてくれる場合が多いのです。
このゲームを『レイトン』と比べると、『レイトン教授シリーズ』の出来の良さを思い知らされます。
個々の問題の質だけではなく、問題のバリエーションや出題の順番まで、作り込みが違いすぎるのです。
立体パズル、古典パズル好き以外には、あまりオススメできないゲームです。というか、このゲームを遊んでみて、『レイトン教授』って、「ありふれた『頭の体操系パズル』を並べただけ」のようなイメージがあったけど、かなり綿密に組み立てられたゲームだったんだなあ、とあらためて感心させられました。
- 出版社/メーカー: レベルファイブ
- 発売日: 2011/02/26
- メディア: Video Game
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